ぎんぎつね 少女と狐の神使の漫画

ぎんぎつねは、不思議な能力を持つ少女と狐の神使(しんし)との何気ない日常を切り取った物語です。

地域に佇む神社の役割や日常生活との繋がりの描写を読み込むうちに、自分自身の記憶や思い出が膨らむため、漫画が描く以上の親近感を覚える人がいるのではないだろうか。

神の国、日本の伝統宗教である神道というと硬い言い方だが、私たちの日常に溶け込んだ宗教性、宗教観はその多くが神道に由来する。

登場人物たちは、一昔前くらいの絵柄だが、ほのぼのタッチで描かれ、物語の雰囲気に合っており、とても好感が持てます。

一方で、表紙等には可愛い少女が描かれているため、一見すると巫女萌え系漫画かと思うかも知れないが、それは見当違いである。

極論すれば、可愛い少女は物語の演出の一つに過ぎない。読み進めていくと、この作者は「神社」が好きであることに気がつくはずです。

時代と共に忘れ去られつつある、身近に何気なく佇む神社とその地域の人々との繋がりを描きたいのです。

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